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透析コラム

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寝たきりの高齢者でも透析治療は可能?透析治療を受ける方法を解説

2022年末時点の透析患者は約35万人いると言われており、透析患者の平均年齢は69.87歳と年々増加傾向にあります。透析患者の高齢者が増えるにつれて、寝たきりや外出困難から透析治療を受けることができず、お悩みの方も増えています。

そこで今回は寝たきりの高齢者でも、透析治療を受けることができる方法を解説します。
この記事を読み進めれば外出が困難な方でも透析治療を受けられる方法を知ることができます。

寝たきりの高齢者の透析治療が困難な理由


一般的に透析治療は週3回の通院が必要で、1回あたり4〜5時間の治療を要します。
定期的に通院することが必要な透析治療ですが、寝たきりの高齢者が困難な理由として、外出できない点が挙げられます。

これは透析治療を受ける患者さん自身はもちろん、介護者も外出ができなくなることが多いようです。

一人で外出できず通院が困難

透析治療を受ける高齢者は、加齢や食欲不振によって運動量・活動量の低下を招くことが多いです。結果として外出する気力や体力が衰えてしまい、介護が必要となります。
また、透析の副作用として治療後に血圧の変動や倦怠感を訴えることがあります。

このように、透析は身体への負担も大きい治療のため、最初は一人で通院できていても徐々に外出ができなくなり通院が困難となることがあるのです。

介護者自身に病気や障害がある

寝たきりの高齢者は一人での通院が困難なため、家族などの介護者が通院に付き添うことが多いです。

通院に付き添う介護者は配偶者であることが一番多いため、介護者自身も高齢化によって病気や障害を抱えてしまい通院が困難となることがあります。

寝たきりの高齢者でも透析治療を受けられる方法


寝たきりの高齢者は透析治療を受けることができないのでしょうか。
結論から言いますと、寝たきりの高齢者でも透析治療を受けることが可能です。外出が困難な方でも透析治療ができるような送迎サービスや医療機関があります。

寝たきりの高齢者が透析治療を受ける方法を解説します。

透析施設の送迎車を利用する

現在はほとんどの透析施設が、送迎車による自宅までの送り迎えを行うサービスを実施しています。
このサービスは、専用のバスやワゴン車に乗って透析施設まで直行することでき、透析施設のスタッフに介助してもらい通院できる点も安心です。

送迎は無料または安価で行っていることが多く、費用がかからないことがメリットとして挙げられます。デメリットとしては送迎可能範囲が決まっているため、透析施設と自宅の距離が離れていると送迎してもらえないケースがあることです。

タクシー・介護タクシーを利用する

タクシーは自力で車の座席に座ることができる方が対象ですが、介護タクシーは、車いすやストレッチャーに対応した車両のため寝たきりの高齢者でも安全に移動が可能です。運転手も介護の知識を要しているため体調に配慮して移動することができます。介護タクシーは、通常のタクシー料金に加えて介助料金がかかりますが、医療費控除や介護保険が適用されます。

タクシー・介護タクシーを利用するメリットは、遠方の透析施設でも通院が可能なことです。また、運転手が介助してくれるので、介護者の負担も軽減されます。
しかし、週3回の通院をすべてタクシー・介護タクシーで行うと費用は高くなる点がデメリットです。医療費控除や介護保険を使っても、月に数万円かかる可能性があります。

在宅透析を受ける

一般的に多くの透析患者が行っている透析治療は「施設血液透析」と呼ばれる治療方法です。一方、自宅で透析を受ける方法もあります。これには2種類あり、「在宅血液透析」と「腹膜透析」があります。

「在宅血液透析」は自宅に透析の器械を設置し、基本的には自分で透析回路の準備や針の穿刺を行います。
誰でも初めからできるわけではなく、慣れるまでに数ヶ月の訓練が必要です。ただし、高齢者の場合は自己管理が難しい場合も多く、家族のサポートが大きな比重を占めることになります。

通常の「施設血液透析」とは異なり、週に何回透析を行っても構いませんし、時間も自分で決められるというメリットもあります。
「腹膜透析」という透析治療も自宅で透析が可能で、通院を月に1~2回に抑えることができます。血液透析よりも技術的な難易度が低いため、寝たきりの高齢者でも透析治療を実施しやすいというメリットがあります。

ただし、血液透析よりも透析効率がやや低いため、腎機能の状態によっては腹膜透析を受けることができません。
他にも腹膜透析を受けるためにはさまざまな条件があるため、受診時に相談してみてください。

入院透析を受けられる医療機関に入院する

総合病院など規模の大きな医療機関では入院透析に対応しています。入院透析は寝たきりで在宅介護や通院が困難な高齢者に対して、入院して集中的に透析治療を行う方法です。

透析治療だけでなく、リハビリなどのほかの治療も並行して行うことができるため、身体機能の向上が期待できます。
しかし、入院透析に対応している医療機関が限られているため、ベッド数の関係などで寝たきりの高齢者でも入院透析を受けることができない場合もあります。

透析治療を受けられる介護施設に入所する

介護施設によっては入所しながら透析治療を受けられる施設もあります。
寝たきりの高齢者も介護施設で介護を受けながら、透析日は治療のために介護施設から透析施設に送迎してもらいます。介護施設に入所するための条件がいくつかあります。

  • 介護施設が透析患者の受け入れを承諾していること
  • 介護施設の近くに通院可能な透析施設があること
  • 介護施設から透析施設までの送迎が可能なこと
  • 介護施設のスタッフが透析患者さんのシャント管理や水分・食事などのケアに対応できること

これらの条件を満たす介護施設は少なく、費用も高くかかります。
入所待ちもあるためすぐに入ることができない点がデメリットです。

寝たきりの高齢者の方で透析を受けたい方は東京ネフロクリニックへお越しください!


寝たきりの高齢者の方でも透析治療を行うことができる施設をお探しの方は、東京ネフロクリニック西日暮里へお越しください。

公式サイトhttps://tokyo-nephro-nishinippori.com/
休診日日曜日
住所東京都荒川区西日暮里5-24-7
冠ビル受付6階
電話番号03-3806-1201
アクセスJR山手線・京浜東北線「西日暮里駅」徒歩0分
東京メトロ千代田線「西日暮里駅」5番出口徒歩0分
日暮里舎人ライナー「西日暮里駅」メトロ・JR線連絡口徒歩2分

東京ネフロクリニック西日暮里は、透析治療の経験を豊富に積んだ腎臓内科専門医だけでなく、泌尿器科専門医も在籍していますので、幅広い診療が可能です。管理栄養士による定期的な栄養指導も受けられるため、日々の食事の疑問点も解決できます。

東京ネフロクリニック西日暮里では寝たきりの高齢者の方でも安心して透析治療を受けることができる環境を整えています。

送迎車があるため通院が難しい方でも安心

東京ネフロクリニック西日暮里では、広範囲に渡る無料送迎車の利用が可能です。
あなたのご自宅まで直接送迎車が向かうため、通院が難しい方でも安心して透析治療を受けることができます。無料送迎車の対応エリアに関しては受診時にお問い合わせください。

寝たきりの高齢者でも透析治療は可能?のまとめ

寝たきりの高齢者でも透析治療を受けることができる方法を解説しました。

透析治療は通院頻度も多く寝たきりの高齢者にとっては負担の大きい治療ですが、さまざまなサービスや治療法を用いることで無理なく治療を続けることができます。
西日暮里周辺で透析治療を受けることができる医療機関をお探しの方は、東京ネフロクリニック西日暮里にお越しください。

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